快適な生活を送るための必要条件の一つが、健康な身体でいること。
関連する本を読んでも時間が経つとサボってしまう自分は、この分野の本を継続的に読むように意識しています。
この本は題名に惹かれて、読んでみることにしました。
帯に書かれているように、ビジネスコンサルタントによる「食事」「運動」「睡眠」の指南書です。
10代のころに、遺伝性疾患によるガン宣告をされたという著者。
自らの体験を踏まえ、健康に関するノウハウを説いています。
もうひとつ、著者の経験が生かされているのが、米国ギャラップ社で培った、統計データの活用について。
「〜を食べている人は、寿命が何年縮まる/伸びる」というデータが提示されているので、説得力があります。
題名になっている「座らない」については、具体的なノウハウをもう少し、教えて欲しいなと感じました。
(この点については、原題"EAT MOVE SLEEP"に対する邦題のつけ方に、問題があるのかもしれません)
しかし、特に食事の面で、すぐに試してみたいノウハウが多く、ありました。
この分野は、著者によっては全く逆のことが書かれていることもあるので、「まだまだ人間の健康というのは研究途上なのだなあ」と、感じています。
まずはこの本に書かれていることを試すこと、そしてダレてしまった自分に気づいた時は、まあ関連する本を読むように意識します。
『一流の人はなぜそこまで、コンディションにこだわるのか?』上野啓樹, 俣野成敏
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4844373870
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- 感想投稿日 : 2016年5月11日
- 読了日 : 2016年5月11日
- 本棚登録日 : 2016年5月11日
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