三毛猫ホームズの安息日 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2003年5月24日発売)
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本棚登録 : 333
感想 : 10
4

三毛猫ホームズシリーズ第26弾
警視庁捜査一課では毎回10人程度で宝クジを買っていた。
いつもはかすりもしない宝クジなのに今回はなんと100万円当選したのである。
一人当たり10万。
栗原課長は上機嫌で換金して来るように伝えたが、実は栗原課長は宝クジ購入の日に出張で警視庁には居らず代わりに義太郎が千円を出したのであった。
義太郎は当選金の辞退を告げるがすっかりヘソを曲げてしまった栗原課長はプライドもあってお金は絶対受け取らない。
今後の事もあるから無下にも扱えず、仕方ないので食事会を開いて栗原課長を招待するこになった。
食事会当日。義太郎は都内観光に繰り出し殺人犯に遭遇、晴美は強盗犯の相棒に間違われ、石津はショールームで死体と発見、ホームズは自殺志願一家逃避行。
いつものメンバーは別々のトラブルに遭遇。何も無いのは栗原課長だけ。。。果たして食事会は開催出来るのか。。

面白かった。久しぶりに三毛猫ホームズのシリーズを一歩進める事が出来ました♪
いつも一緒の三人と一匹だが今回はみんな別行動。これはこれで新鮮でしたね。
とんだ休日を過ごす事になった面々がそれぞれトラブルを解決すべく奮闘しながらもどこかユーモラスな安息日。読みながら十分楽しめました♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年6月13日
読了日 : 2012年6月13日
本棚登録日 : 2012年6月13日

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