<b>帯コピー:</b>
28歳からの、とあるが、30過ぎていても十分に意味はある作品。
結婚して、そろそろ子供ができるかできないかぐらいの年齢の人が読むと、人生にいったいどれだけのお金が必要になるのかという「事実」を知ることができる貴重な本だと思う。
自分(の世帯)が持っている貯金が世間一般的に平均以下なのかどうかというところもはっきり分かるので、将来にむけた貯蓄プランを考えるのにはもってこい。
また、人生を社会人になってまだ独身であるところをスタート地点とし、その人が、結婚し、子供を持ち、家を買い、子供が学校に入り、そして子供たちが独り立ちしたあとの老後の生活に入って、死ぬまでの、人生のすべての主要イベントにかかるであろうお金が具体的に示されており、金持ちならずとも「普通の」人生を送ろうとするには幾ら必要なのかをこれでもかと教えてくれる。
正直言って、結婚した直後はこんなところまで考えてはいなかったが、子供が出来てからこの本を読み、生まれて初めて自分の死というものをまともに考えることができた本だと思う。
将来の不安にさいなまれる前に、なにを努力すればいいかがわかるスゴ本です。
結婚したいと思っている人、結婚が控えている人は絶対に一読すべし!
以下、引用。
[more]
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年2月17日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年2月17日
みんなの感想をみる