荻生徂徠: 江戸のドン・キホーテ (中公新書 1161)

著者 :
  • 中央公論新社 (1993年11月1日発売)
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本棚登録 : 52
感想 : 6
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 荻生徂徠の考えを著者流に読むもの。入門書と違い、通り一遍以上のことを書いているので、本書からは得るものが多いと思う。
 文章のテンポがとても良い。


【簡易目次】
第1章 わが隣人――徂徠
第2章 徂徠学とその未生以前
第3章 先行機、応答せよ
第4章 車を数えて車無し――メタ言語・メタ歴史・メタ貨幣
第5章 失われた礼楽を求めて――『論語徴』の世界
第6章 天と信仰と寵霊
第7章 絶対王権の夢――『太平策』と『政談』

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 120.東洋思想
感想投稿日 : 2016年9月25日
読了日 : 2016年9月25日
本棚登録日 : 2016年9月25日

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