英文翻訳術 (ちくま学芸文庫 ア 10-1)

著者 :
  • 筑摩書房 (1995年5月1日発売)
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原題:『翻訳英文法 訳し方のルール』日本翻訳家養成センター、パベル・プレス、1982。
著者:安西徹雄



【目次】
目次 [004-009]
はしがき(1982年2月 安西徹雄) [011-013]

序章 語順の問題そのほか 015
§1 原文の思考の流れを乱すな 015
§2 文体の問題 020
§3 文法のテキスト 022

I 所有格を考える――名詞(1) 023
§4 A 主語を表わす所有格 025
§4 B 代名詞の所有格 028
§4 C 動名詞の意味上の主語 029
§4 D of+名詞(主格関係) 030
§5 A 「目的格関係」を表わす所有格 030
§5 B of+名詞(目的格関係) 032

II 「核文」と「変形」――名詞(2)  037
§6 所有格構文の意味構造 037
§7 「核文」と「変形」 039
§8 翻訳のプロセスと「核文」 042

III 「無生物主語」その他――名詞(3)  046
§9 無生物主語 047
§9 A 動詞が内包されている場合 047
§9 B 動詞を補ってやるべき場合 049
§9 C 仮定法がふくまれている場合 053
§10 「形容詞十動作者(名詞)」の表現 055

IV 演習(1)――名詞 058

V 代名詞は切れ代名詞(1) 067
§11 人称代名詞 067
§12 名詞の反復を避けるためのthat, etc. 072

VI 演習(2)―― 人称代名詞 078

VII 関係代名詞をどうするか――代名詞(2) 088
§13 接続詞を補う 089
§14 いったん切る 093

VIII 関係代名詞をどうするか(続)――代名詞(3) 099
§15 分解する 099
§16 解体する 103

IX 演習(2)――関係代名詞 110

X 述語的に訳すべき場合――形容詞・副詞(1) 120
§17 A No 120
§17 B Many, Few 122
§17 C Much, Little 123
§17 D Some 124
§18 文修飾の副詞 126

XI 副詞に訳したほうがよい形容詞――形容詞・副詞(2) 131
§19 A a little reflectionの型 131
§19 B All, Every, Each, Both 133
§19 C その他,一般の形容詞 136
§19 D 転移形容詞 139

XII 比較の表現――形容詞・副詞(3) 143
§20 A 普通の比較級・最上級 144
§20 B 否定のからんでいる場合 149
§20 C as…asの構文 151

XIII 時制について――動詞(1) 155
§21 A 現在形 156
§21 B 現在完了の代用として 157
§21 C 「歴史的現在」 160
§22 進行形 162
§23 時の一致 163

XIV 受動態をどう処理するか――動詞(2) 168
§24 実例研究 169
§25 三つの対応策(1) 能動で訳す 172
§26 三つの対応策(2) 受身のまま 175
§27 三つの対応策(3) 翻訳調を生かす 177

XV 受動態をどう処理するか(続)――動詞(3) 179
§25’ A 能動で訳す(1)自動詞を使って 179
§25’ B 能動で訳す(2)「は」を活用して 180
§25’ C 能動で訳す(3)主語と動作主を入れかえて 182
§26’ C 受身のまま(1) 183
§26’ B 受身のまま(2) 184
§27’ 翻訳調を生かす 185
§28 応用問題 187

XVI 演習(4)――受動態 

XVII 仮定法の問題点――動詞(4) 205
§29 主語に仮定がふくまれている場合 206
§30 副詞(句)に仮定がふくまれている場合 208
§31 Otherwise 209
§32 発想を転換する 220

XVIII 直接話法を生かす――話法(1) 216
§33 実例の検討 217
§34 直接話法を生かす 219
§35 混合話法・描出話法 220

XIX 直接話法を掘り起こす――話法(2) 228
§36 直接話法を掘り起こす 228
§37 名詞(句・節)に応用してみる 232
§38 直接話法の問題点 235

XX 演習(5)――話法 239

XXI 強調構文その他――接続詞の問題点もふくめて 249
§39 強調構文 249
§40 省略・共通構文 251
§41 A Till(Until)  253
§41 B Before 254
§41 C As 255
§41 D Except 237

終章 何よりも大切なこと,三つ 261
§42 英語を知ること 261
§43 日本語を習うこと 263
§44 翻訳という仕事を愛すること 264

マニュアルの向うにあるもの――あとがきに代えて [267-278]
  技術によって何処まで行けるのか
  かくされているからこそ,発見がある
  〈断絶〉を跳びこえるコミュニケーション
  他者の眼差しが促し支える

内容索引 [279-282]

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 830.英語
感想投稿日 : 2018年6月15日
本棚登録日 : 2014年7月10日

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