アムールタイガーを退治したソフィアに、ついにアシリパが会い、父ウィルクのことを知らされる。彼は少数民族を束ね極東に連邦国家を作ることを目指していた。またウィルクはポーランド語で狼を表し、それは彼の先祖がポーランド人だからだった。
父のことを聞かされたことで、アシリパは刺青解読の重要な情報を思い出す。尾形はそれを聞き出すべく、アシリパを流氷原へ誘い出す。
流氷原でついに杉元一行は白石らに追いつくが、みなバラバラ。谷口とキロランケの死闘。
ついに杉元とアシリパが再開。杉元の胸に飛び込むアシリパ。瞼が凍った鉄のボタンにくっついて離れなくなってしまう。白石のおしっこではがしてもらう。飛び散る尿の飛沫の中で見せる三人の笑顔がまぶしい笑。I feel coke! 野田サトル、うますぎる!
キロランケは谷垣の救出にきた鯉登にとどめを刺されそうになるが、そこにアシリパが到着。キロランケに自分の父を殺したのか尋ねる。しかしキロランケは答える前にこと切れえる。
ポーランドとアイヌの関係、それに皇帝暗殺事件って、ブロニスワフ・ピウスツキがモデルかな。野田は画力もしっかりしているし、ストーリーテラーとしても一級で、そのうえとにかくよく勉強している。
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- 感想投稿日 : 2022年12月30日
- 読了日 : 2022年12月30日
- 本棚登録日 : 2022年12月30日
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