真田太平記 (八) 紀州九度山(新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1987年12月23日発売)
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感想 : 64
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まあタイトル通り山場は九度山だろうけど、草のものの動きが結構激しかったよね。

いつもの猫田のお江ストーキングからおくにとの密会、印判屋と足袋屋だったかな?からの伊平との色々から、頭領の色々から、幸村に暗殺の提案。

てか他では「忍びは同族を臭い(雰囲気的な)でわかる」みたいなのを醸し出してるのに、長い間隣で商売をしててもわからんもんなんじゃね。

猫田与助と頭領の変貌が私的には山場だったかな。
気持ち悪いくもあり可哀想でもあり感情が入り乱れた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月22日
読了日 : 2024年3月22日
本棚登録日 : 2024年3月17日

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