60年代後半、ほんの短い診察の後精神病院の閉鎖病棟に送り込まれた10代の少女。
その中で出会った患者仲間の少女たちとのやりとりは、想像していたよりも穏やかで普通。
今ならどこにでも居そうな女の子たちが自分の病名も告げられずに1年以上も鉄格子の中に閉じ込められていた時代。
のちに作家になった著者が弁護士を通して当時のカルテを集め境界性人格障害だったと知る。
正気と狂気の境目は曖昧で飛び越えるのも簡単。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月26日
- 読了日 : 2023年1月26日
- 本棚登録日 : 2023年1月26日
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