え?もう終わり?まだまだじゃないの?な感じの最終巻。
子供だからといって感情が単純な訳ではなくて、むしろ大人のように折り合いを付ける事が出来ないから、もっと大変なんじゃないかと。複雑な思いを抱えて足掻くしかない少年達が、大人になってしまった私にはちょっとまぶしいです。
冊数の割に経つ年数は少なく、正直眼を見張るほどの成長は無いのだけど、でもそれぞれの登場人物が自分の速度で着実に成長しているのが分かるのがいいです。
自分がこの歳の時にどれほどの事を考えていたのか、ふと過去に思いを馳せてみたくなる話でした。
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- 感想投稿日 : 2005年5月19日
- 本棚登録日 : 2005年5月19日
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