リーダーシップ論として、日本の経営者にも愛読者が多い中国古典。いつかは読まねばといいつつ、先送りしてきたが、とりあえずビギナーズ・クラッシックの抄訳・解説版で読んでみた。
なるほど、と思うところも多いし、リーダーとして、謙虚であること、部下の意見、ときにはそれが厳しい言葉であっても、じっくり傾聴するというのは、今でも大事なことだと思う。
一方、この頃は、まだ世の中の変化がゆっくりとしていて、また何が正しくて、何が間違っているのか、しっかりと学問をおさめた人には、わかる、つまり、なんらかの絶対的な真理があるという前提に立ったものとも言える。
残念ながら、わたしには今ひとつしっくりこない本。しかし、徳川家康をはじめ、この本を大切にしたリーダーは日本にたくさんいる。
日本の経営者やリーダーは、この本からなにを学んでいるのだろう?とわたしの関心はそちらのほうに向かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月6日
- 読了日 : 2022年10月6日
- 本棚登録日 : 2022年10月6日
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