私より10歳年下の著者は、アフガニスタンの国会議員で、次期大統領候補と紹介されている。男尊女卑の社会に生まれ、しかもソ連侵攻、反ソ連のゲリラ戦、ゲリラ同士の争いの中でのタリバン勢力の台頭など、不安定な政情の中で過酷な運命をたどる。同時多発テロ後の米軍によるタリバン勢力の駆逐により、彼女に政治への道が開かれるが、公然とタリバンを否定する著者は絶えず命を狙われており、それが本の題名になっている。アフガニスタンの歴史や人々の思想や生き方を知ることもでき、興味深い話が多い。
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- 感想投稿日 : 2011年9月17日
- 読了日 : 2011年9月17日
- 本棚登録日 : 2011年9月17日
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