神の子(上) (光文社文庫 や 34-1)

著者 :
  • 光文社 (2016年12月8日発売)
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感想 : 116
3

ちょっと残念
上巻の盛り上がりに対して下巻の最後がなんともいまいち
陰謀もの?
テーマは「仲間」かな

主人公はIQ161以上をもつ町田
上巻では、
戸籍を持たない町田は、振り込み詐欺など犯罪を犯しながら、学校も行かず、18年間を過ごします。
その振り込み詐欺の親玉が室井
室井が町田を取り込もうと、その手先を町田のもとに送り込みますが、結果、町田はその手先を殺し、殺人罪で少年院へ
少年院では、町田が唯一心を許していた稔に似た雨宮と出会います。
しかし、雨宮も室井の手先..
雨宮は町田を脱走させて、室井のもとに届けようと画策します。
そして、町田、雨宮、さらに振り込み詐欺をやっていた磯貝と3人で脱走を試みるも失敗
磯貝は事故で両手を失い、3人はばらばらになります。


少年院を退所後、町田は前原製作所にお世話になることに。
ここで、工場を経営する悦子、その娘の楓、さらに大学にも通い、大学では為井、夏川、繁村と知りあうことに。
町田、室井、重村、夏川で会社を立ち上げることになり、結果、工場の窮地を救うことになります。

一方雨宮は、室井の指示のもと、ホームレスに成りすまし稔を探します。

執拗に町田の周りを追い求める室井
なぜ、室井が町田にこだわるのか?
稔を見つけることができるのか?
室井の組織ってどんなに大きいの?
町田の周りの人間たちはどうなるの?
っという展開で下巻に続く!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年2月7日
読了日 : 2021年2月7日
本棚登録日 : 2021年2月7日

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