ちょっと残念
上巻の盛り上がりに対して下巻の最後がなんともいまいち
陰謀もの?
テーマは「仲間」かな
そして下巻です
いよいよ新しい会社が立ち上がります。
順風満帆な会社経営、会社はどんどん大きくなります。
一方で、両腕を失った磯貝も町田が作成した義手を手に新たな人生を歩み始めます。
そして、雨宮は同じホームレス仲間と一緒に稔を探し続け、その中で室井の組織が徐々に明らかになります
さらに、少年院の教官だった内藤も町田の背景にある事件の全貌、室井の陰を追い始めます。
室井がやろうとしていることは何なのか?
そんな中、前原製作所の工場が焼失
さらに会社では健康被害が発生、そして、会社の重役たち中心メンバも謎の失踪
会社経営が困難な状況になっていきます。
すべて室井の差し金なのか?
明らかになる室井の真意
そこにあったのは...
といった展開なのですが、この最後がとても納得がいきません。
陰謀ものでスケールも大きくて、これはすごいって前半はワクワク読んだものの、下巻の最後のまとめは正直しょぼい。
一人で生きてきた町田の変わる姿を描きたかったのだと思いますが、ちょっと後半残念な感じでした。
上下巻合わせてボリューム満点の物語
詰め込みすぎなのかも(笑)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2021年2月7日
- 読了日 : 2021年2月7日
- 本棚登録日 : 2021年2月7日
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