読みにくい。
そして、残ることがあまりなかった本。
というか、あまり理解できなかった(笑)。
まず、語り口が嫌い。何を言いたいのか、何を伝えたいのか良くわからない。話についていけない。どういう立場から読み進めればよいのかわからなくなってしまう本でした。
んで、結局どうなの?どうすればいいの?というところについては、あいまいな感じでスッキリしません。
なんとか読みきりましたが、読み進めていくうちに暗い気持ちになっていきます。普通、この手の本を読むと前向きな気持ちになっていくんじゃないのかしら?
ということで、感想としては、良い感情は残りませんでした。
ありのままの自分に自信がもてないことで、その場を取り繕い、誰にでも「いい顔」をしてしまう。そんな人への解決策が
「ありのままの自分に自信を持て」
とか
「嫌われても良いと思え」
とかなわけですが、ロジック的に成り立っていないと思うんですけど、どうなんでしょう?
ありのままの自分に自信がもて「ない」から、嫌われたく「ない」から悩んでいると思うんだけど...
だれでも、人に嫌われるのはいやなものですが、「自己喪失」と「人から嫌われること」を選ばなければならないとき、通常ならは、「人から嫌われること」を選びます。
しかし、他人に好かれることが目的となっている人は「自己喪失」を選んでしまう。なので、まずは、それに本人が気がつくことが重要といっています。
その上で自己確立のためのアドバイスが最終章に記載されています。
しかし、そのアドバイスも、あまりピンとはきませんでした。
また、他人に好かれることが目的になってしまう人は、結局、そのように子育てされてきたから。なので、親からの愛情が重要になってきます。
理解できたのはその辺だけかなぁ(笑)
- 感想投稿日 : 2013年1月12日
- 読了日 : 2013年1月12日
- 本棚登録日 : 2013年1月12日
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