胸を大きく抉られました。
一言、一文、一ページが、時折胸を突き刺す、そんな体感がありました。
物語の中に、もしかしたら、自分だったかもしれない主人公がいたからです。
「傲慢」と「善良」
誰しもが持っているのではないでしょうか。
程度、比率は違えど。
本を読みながら、自分の中にある「傲慢」と「善良」を知ることができました。
常々、子ども達には色々な価値観を持ってほしいと考えています。(傲慢かもしれませんが•••)
しかし、子ども達に価値観を持ってもらうには、親の私がそうでなくてはいけないということを改めて教えてもらえました。
小説を読むことで、本当に色々な事が学べる事を再認識できました。
たった千円ちょっとで、色々な人生、色々な経験、色々な考えに触れる事ができるなんて、素晴らしい事ですね。
胸を大きく抉られましたが、きちんとそのフォローも物語がしてくれました。
「傲慢と善良」
これから先も大切にしたい一冊となりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月2日
- 読了日 : 2024年2月2日
- 本棚登録日 : 2024年2月2日
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