橋立茶壺 秀吉が執拗に欲した利休の愛器。日本三景の一、天橋立から命名されたという「言語を絶する名品なり」(山上宗二評)娘は売ってもこの茶壺だけは断じて譲らず、利休自刃の一因ともなる。
引木鞘(ひきぎのさや) 別称・狂言袴。利休最晩年、高弟・細川忠興に贈った高麗筒茶碗。織部曰く、利休好みとはかけ離れた「ボソボソした達者ならざる染付」こそ、自分が目指す「へうげ」に利休が傾いた証拠也、と。真相は無論定かでなはい。
染付志野茶碗 織部会心の[ORIBENAL」茶碗。美濃の糞ガキの「ニャロン」とした筆致に、大金時殿大復活。
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- 感想投稿日 : 2016年4月18日
- 読了日 : 2016年4月18日
- 本棚登録日 : 2016年4月18日
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