軍師直江兼続 (成美文庫 ほ- 1-6)

著者 :
  • 成美堂出版 (2008年10月2日発売)
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感想 : 4
3

小説ではなく、史実を通して直江兼続について説明しようというもの。まぁ、大河ドラマに合わせた便乗本の一つ。その影響もあるのか、どうも英雄化しようという感じがしてならない。確かに秀吉、家康が一目置いていた人物ではあると思うが、それはあくまで上杉家家臣であるからであるという前提を超えた人物に仕立てようと言う、世間の流れに乗っている感が否めない。著者が東北出身なのもあって、多少のひいき目もあるのかも。著者の戊辰戦争~明治維新の辺りの痛烈なトーンがなくて、ちょっと残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史・地理
感想投稿日 : 2014年2月13日
読了日 : 2014年2月9日
本棚登録日 : 2014年1月18日

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