『人新世の資本論』を読んで以来、挑戦したかったマルクス。
思っていたより幾分かは読めるものだった。
資本の追求というものは際限がなく、資本が拡大するにつれ労賃は目減りしていき労働者間の競争も激しくなる。
一方で資本の拡大は賃労働にとって好都合、つまり機械化や技術革新により安く雇って一人が十人前の生産をしてくれるようになる訳で、それで得た資本は労働者に返ってくるのではなく更に生産力・販路の拡張に使われる…という感じであろうか。
改版90刷
2021.6.3
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- 感想投稿日 : 2021年6月3日
- 読了日 : 2021年6月3日
- 本棚登録日 : 2021年6月3日
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