哲学者、随筆家の著者。哲学的アプローチからの本著であった。
始めにを手紙形式にしてるところから、哲学的式思考によると、ものの見方は確立しているものではなく、だがしかし自分の経験や知識による、他人からの質問に対して自分は答える形式にて本著を述べている。とありました。
又、考え方とは、他人の意見を受け入れる自分の意見というものが根底にあり、述べていることを丸のみにするのではなく、著者が何を言いたいのかを自分なりに読みといてみる。
思考とは、一度構築しても懐疑的に一度手放し無知に返って、また構築していくものとしており、それが極端に進むと、無気力となってしまうが、その一歩手前にて思想を構築していくものだ。
結局のところ、哲学的には、考える事自体がその本人にとっては、何ともしがたい喜びとなるところであり、永遠に続くのであった。
と、思考は螺旋を描きながら、考える事が得とする人が愉しみとしているものである。私自身は、著書が回りくどく緻密に矛盾がないように張り巡らせている論理についていけずに中途にて、リタイアであった。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
大地
- 感想投稿日 : 2011年7月13日
- 本棚登録日 : 2011年7月13日
みんなの感想をみる