『探偵はバーにいる』の主人公、松井の高校生時代の話。
シリーズお馴染みの登場人物、北日の記者や、ちょい役ではあるが高田やバーケラーオハタのマスターなどなど、読者には嬉しい顔ぶれが勢揃い。
珍しくと言っては何だが、主人公の心理描写というか、内省する場面がとてもキレているように感じた本作。
確かに、高校生の頃ってこんな風に世の中を社に構えてたなと懐古させられた。
世の中を広いよな、と。
シリーズものなのに、ダレないのが良いね。
若かりし松井省吾は中々の見ものでした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年1月29日
- 読了日 : 2014年1月29日
- 本棚登録日 : 2014年1月29日
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