翻訳家ってどうやってなるんだろう?どんな能力が必要で、どうやって仕事をもらうんだろう?という疑問を著者の経験をもとに解説。必要な能力、翻訳の仕事の現実などについて知ることができた。読んで思ったことは、「こりゃ普通の人には無理じゃないか?」で、読み進むほど「私も翻訳家になれる!」とは思えなくなった…
翻訳家として生きていくには、英語力だけでなく、特定分野に関する知識、人脈、マネジメント力、自己管理能力など様々な力が必要で、どれが欠けていてもプロとして生きるのは難しいらしい。
ただ、この著者が目指したのは「自分の名前を訳者として本に載せる」出版翻訳なので、よくある無名の産業翻訳であればまた別の生き方がありそうだと思った。
翻訳する際のやり方や思考のプロセスなどはとても参考になったので、また折を見て読み返したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
実用書
- 感想投稿日 : 2020年5月17日
- 読了日 : 2020年5月17日
- 本棚登録日 : 2020年5月14日
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