テレビでやってた日本語吹き替え版を観た。
吹き替え自体は悪くないけど「有名人がやってますっっ!豪華でしょっ!こういうの好きでしょっっ!」と押し付けてくる売り方が嫌い。
作品自体は普通というか中身がないからまともに批判するほど残る部分もない。
オースティンパワーズをご家庭向けに下品さ削減した感じ。
音楽だけは良かったけど名曲を使ってるから当たり前。映画自体の力ではない。
動物なのに人種(偏見)が垣間見えるのが嫌。
ゴリラはブラックギャングでブタは中流WASPでアライグマ集団?はコリアンかジャパニーズのかわいいだけの量産女子アイドル、コアラは白いオールドカマーかな。
明言しているわけじゃないけどステレオタイプを連想しやすい描き方。
かといってズートピアhttps://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/B01HHZDIWCみたいな風刺ってわけでもなく、何も考えずに作ったら自分の中のステレオタイプを再生産しちゃったような印象。
つくりが雑ってわけじゃないのに、キャラクターや歌や夢を雑に扱っているように感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
フィクション/翻訳
- 感想投稿日 : 2019年6月9日
- 読了日 : 2019年4月27日
- 本棚登録日 : 2019年4月28日
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