ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

  • 福音館書店 (1967年1月20日発売)
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勝手に始めた「人気の絵本の特徴を見つけよう」の試み5冊目。
ぐりとぐらは、私の記憶に残る数少ない絵本の一つ。父の行きつけの床屋に置いてあり、父が散髪を終えるまでの数分間、毎回待ちながら読んでいた懐かしの絵本。
私は小さい頃から食べることが好きだったので、「料理をする」、それも、「甘いカステラを作る」、しかも、「動物が」、「森で」、と、すべての要素に、ワクワク感が詰まっていて、幸せな想像を膨らませることができる、本当に大好きな絵本だった。
大人になって読んだら、父の散髪についていくという数ヶ月に1度のイベントの記憶がよみがえり、なんともいえない気持ちになり、これが"エモい"というやつだ、と笑ってしまった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2023年12月4日
読了日 : 2023年12月4日
本棚登録日 : 2023年12月4日

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