鬼物語 (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社 (2011年9月29日発売)
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本棚登録 : 3742
感想 : 297
4

評価:☆4

物語シリーズ第11弾。

今回の主役は忍・・・というより八九寺かも。
アレですね。傾物語のときと逆のパターンです。
というかセカンドシーズンに入ってからの語り部変更が多いから、阿良々木くんが語り部というだけで嬉しい。

忍・真宵・余接ちゃんとの会話劇はいつも通り意味はないが笑えるw
そして忍の一人目の眷属の話。

いやこの回想がなー・・・淡々と終わってしまった感があるんだよね。あんまり一人目の眷属絡んできてないし。まぁそれはいい。忍の語りは好きだし。

でそっから『くらやみ』絡みの話が存在自体が嘘である真宵にシフトするわけだけど、どうも回想との繋がりが薄く感じた。何というか、物語全体としてまとまりがない巻というか。

まぁでもラストの締めは切なくなったし良かった。
それはあるべき結末なのだろうけど、それで悲しみがなくなるわけじゃない。
多分アニメでやられると涙腺ピンチだろうなぁ・・・。

それにしても扇ちゃん、一体何者なんだw
ラスボス臭が漂ってるけどどうなんでしょ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年6月11日
読了日 : 2013年6月11日
本棚登録日 : 2013年6月11日

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