典型的なイギリスのジェントルマンが、
「武士」が自警団的な存在として存続している現代日本にやってきて、武士と同居するお話。
最初の方は、ジェントルマンが、
五右衛門風呂を日本のノーマルなお風呂だと思い込んだり、テルマエロマエ的な面白さがあって
さくさく読めた。
中盤から、
"武士である意味"や、"武士道"について、
ジェントルマンが疑問を抱き、
武士自身も悩んでいく展開に。
もともと期待していたのは序盤の面白さだったから、
個人的には少し失速した感じが否めない。
最後までコメディ要素をなくさずに書き上げてほしかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年11月7日
- 読了日 : 2021年11月7日
- 本棚登録日 : 2021年4月23日
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