小学校の図書館へ行っても、
当時改築したばかりの市立図書館へ行っても、
『クレヨン王国』シリーズがたくさん並んでいました。
が、シリーズにちゃんと手をつけ出したのは
小学校卒業してからだったような気がします。
多分、小さい頃最初に読んだ『クレヨン王国の十二か月』
がとっつけなかったからと思われ。
『月のたまご』シリーズは、『クレヨン王国』の中でも
一番作品の多いシリーズです。
『月のたまご』だけでPART1〜8まであり、
更に後日談が4作品。
それだけに、登場人(?)物もの数もスケールも大規模。
PART1の出版が1986年1月って、ちょうど
私生まれたときだなぁ、とどうでもいいところで反応。
長い長い作品だけど、まともに記憶が残っているのは
やっぱりPART1かも。
福永氏自体が戦争を体験している人だけに、
『クレヨン王国』シリーズには
戦争の悲惨さが描かれたものがちょこちょこあります。
PART1もしかり。
PART2以降は、病気蔓延(今話題のパンデミック)や
女の嫉妬から来る執念だったり、軍事政権だったり、
”月のたまご”はそっちのけで話が進んでたように思います。
ぶたのストンストンとにわとりのアラエッサは
結構人気だったらしいですね。
アニメ版にも登場していたそうです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童文学
- 感想投稿日 : 2009年5月9日
- 読了日 : 2009年5月9日
- 本棚登録日 : 2009年5月9日
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