哲学入門 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2014年3月5日発売)
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哲学入門と言っても有名な哲学者(プラトンやデカルトやハイデガーとか)は出てこない。中心的に扱われるのはミリカンなどの現代哲学者である。物理と精神を分ける二元論は現代においては成り立たず、科学が精神世界へ侵入してきている。二元論ではなく唯物論の立場に立って、そこで哲学に何ができるのかを解説しているのが本書だ。内容は簡単ではないが新たな物の見方を与えてくれることは間違いない。少し砕けた語り口も読みやすい。あとがきが素晴らしいので、ぜひとも頑張ってそこまで読み切ってほしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年9月5日
読了日 : 2021年9月4日
本棚登録日 : 2021年9月4日

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