そして私は一人になった (幻冬舎文庫 や 4-4)

著者 :
  • 幻冬舎 (2000年8月1日発売)
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感想 : 42

このエッセイは作者32歳、少女小説家としてデビューして8年目、一般文芸作家になって4年目である1996年の1年を綴ったものである。それは作者にとっての初の一人暮しの記録でもある。このエッセイを読んで、自分がなぜ山本文緒ファンなのかがとってもよく分かった気がする。何だかいちいち「うんうん、そうですよね、そうなんですよ」と頷いてしまう。落ち込んでしまうポイントだとか、うれしくなってしまうポイントだとかが、ことごとく一緒なのであった。きっと彼女のファンはみんなそう思っているんだろうけど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 山本文緒
感想投稿日 : 2012年9月26日
読了日 : 2001年2月4日
本棚登録日 : 2012年5月3日

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