かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)

著者 :
  • ポプラ社 (2021年3月5日発売)
4.30
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本棚登録 : 14549
感想 : 770
5

本で3回泣かされました。
上巻は主に、学校にいけなくなった中学生のこころちゃんの心理描写がとても繊細かつリアルでした。

私自身、小学校時代に不登校の時期があったこともあり、一つ一つの言葉に当時の辛かった想いが重なり、それでも頑張ろうとするこころちゃんに感動(という言葉だと安っぽく思えますが)しました。

なかなか集団に馴染めない、ちょっとした事で弾かれる、それは子ども社会でも大人社会でも起きていることで、どれだけ辛い気持ちかは当事者しか分かり得ません。それでも辻村深月さんの言葉は、そんな人たちにも届く言葉が多く、人によって救われた感覚を持つかと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: レビュー済み
感想投稿日 : 2022年9月28日
読了日 : 2022年6月30日
本棚登録日 : 2022年9月24日

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コメント 10件

岳東さんのコメント
2023/01/15

この本読みたいですね^_^

マメムさんのコメント
2023/01/15

岳東さん、コメントありがとうございます。
映画は圧縮でカットされた部分が多いので、是非、小説読んでみて下さい。

岳東さんのコメント
2023/01/15

はい。
わかりました。ありがとうございます。

岳東さんのコメント
2023/01/17

昨日、立川駅前のブックオフでガラスの弧城の上下巻買ってきました。
今読んでいる本を読み終えたら、次読みます。
楽しみですね♪

マメムさんのコメント
2023/01/17

岳東さん、コメントありがとうございます。感想楽しみにしてますね♪

岳東さんのコメント
2023/01/21

ガラスの狐城

上下巻一気に読んでしまいました。とても感動しました、納得です。良かったです。最後は圧巻でした。
そして、最後には全てつながりましたね。涙が自然と溢れ出てしまいました。
前半は淡々と読むという感じでしたが段々と心に刺さってきて読む速度が上がりました。
後半は感動しながら涙してました。最後の喜多嶋先生の登場には鳥肌も立ちました。
不登校の描写もリアルでこのような子が一人でもいなくなればと願うばかりです。

まだ、近くの劇場では映画放映中なので早速観に行きたいと思います。
読んで良かったです。 
ありがとうございました。

マメムさんのコメント
2023/01/21

岳東さん、お返事ありがとうございます。かがみの孤城の映画も観た感想お待ちしてますね♪

岳東さんのコメント
2023/01/22

早速観てきましたよ〜
オヤジ一人きりだったら、どうしようと心配していたんですが、同じような人が何人もいて安心しました。

映画も良かったですね。
あらすじが分かっているのでワクワクしながら観ました。映画でも涙しましたよ。
だいぶ端折られていましたが(笑)
映画だと、アキと喜多嶋先生の関係性がイマイチ分かりにくかったですね。

そして、エンドロール後のオマケ映像にこれほど感動したことはありません。
最後に、7人のその後のイラストが放映されました(このエンドロール後の特典映像は1月20日から放映しているとのことですが)。

こころとリオンがフードコートで食事しているところに喜多嶋先生が現れ、「やっと会えたね」と。喜多嶋先生に子供がいる?と想像できるイラスト。
ピアノ演奏会でフウカがピアノを弾いているその後方の客席に座っているウレシノが「やっと見つけた」などなど。

最後のフレーズに「大丈夫、大人になって」とあったのが、とても印象的でした。
不登校、イジメで悩む子供たち、その親たちに観てほしい映画なんだなとの感想を持ちました。

マメムさんのコメント
2023/01/22

岳東さん、お返事ありがとうございます。行動速いですね(笑)
エンドロール後の追加があるんですね。なら、また観に行こうかな♪
情報ありがとうございました!!

岳東さんのコメント
2023/01/22

いろいろご指導ありがとうございました^_^

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