街道をゆく 41 (朝日文芸文庫 し 1-45)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (1997年8月1日発売)
3.86
  • (12)
  • (13)
  • (18)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 182
感想 : 14

94年青森県訪問中に三内丸山遺跡発見の大ニュース、北の大地が豊かであった説は実証された。豊穣の縄文。著者に韓国の学者が「日本には奇人変人が多く居たのだけは羨ましい」と言ったとか。帝大学長を辞した狩野亨吉の発見した江戸時代の安藤昌益は博識だが悪文。「狩野は勘が良かったのでしょう」学問は勘が良くないと成り立たない。「文字を作る、身分差別の始めなり」。司馬は新聞記者時代、棟方志功にインタビューした。天才にだけ許される独自の造語…。「絵描きは下手なだけ仏様が手助けしてくださる」その版画を海外の美術館が争って求めた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年2月23日
読了日 : 2014年9月4日
本棚登録日 : 2019年2月23日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする