春から夏、やがて冬 (文春文庫 う 20-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2014年6月10日発売)
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本棚登録 : 1540
感想 : 153
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歌野晶午さんは本格ミステリの印象があったのですが、本作は直木賞候補としてノミネートされただけあって、ミステリの枠をこえた作品に仕上がっていると感じた。
印象的なタイトル、ミステリとしての先の展開が気になり、また読みやすい文章ということもあってあっという間に読了。
欠落を抱えた主人公平田とますみ。本作に“救い”はあったのか?切なさが残った一作でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年1月9日
読了日 : 2023年1月9日
本棚登録日 : 2022年10月25日

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