今はもう解体されてしまって残っていない近代建築の写真と、建築史家の藤森照信の紹介文が掲載された大型本だ。
主に銀行や官公庁、オフィスビルを取り上げている。
1980~90年代、まさにバブルのころに解体されてしまった建築物が多く、時代の流れというものを感じる。
こんな立派な建築物があったのか、と感慨深い。見てみたかったなぁ。
藤森照信のコメントはけっこう個人的な好き嫌いが入っているのが人に寄るだろうけれど私には面白く感じた。
○○式、といった専門用語もあるけれど総じて読みやすい。日本近代の建築史を学んでみたくなる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
好奇心が満たされる
- 感想投稿日 : 2014年3月1日
- 読了日 : 2014年3月1日
- 本棚登録日 : 2014年3月1日
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