凄腕の剣士でありながら人の好い浪人・磐音の物語、シリーズ9作目にあたる。
前作、前々作と江戸の何でも屋稼業といった風情で悪党を退治する展開にちょっと物足りなさを感じていただけに、本作では、磐音の故郷である関前藩の存在が大きく打って出てきて、おっと面白く感じた。
まだまだ油断がならないというか、一波乱も二波乱もありそうな関前藩の危うさに、今後の展開が楽しみ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エンターテイメント!
- 感想投稿日 : 2020年7月10日
- 読了日 : 2020年7月10日
- 本棚登録日 : 2020年7月10日
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