夏燕ノ道 ─ 居眠り磐音江戸双紙 14 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-14 居眠り磐音江戸双紙)

著者 :
  • 双葉社 (2005年9月1日発売)
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感想 : 48
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江戸の大きな両替商・今津屋の後見として、幕府の日光社参に随行することになった坂崎磐音は、単なる両替商の用心棒ではなく、やんごとなき方の警護を引き受けることになる。

徳川の将軍、田沼意次といった実在した人物たちも名を出てきて、なんとも壮大なフィクションになってきた。すごい話だ。

作者は、江戸を舞台に、夢のように格好良くて比類なきヒーローを絵空事でも描きたかったんだろうな、と思う。
痛快な時代劇、まさにそんな感じ。

磐音とおこんの関係も少し変わるような気配があり、時間が移ろっていくのがわかる。鉄壁のヒーローは、果たしてどこまでゆくのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エンターテイメント!
感想投稿日 : 2020年8月13日
読了日 : 2020年8月13日
本棚登録日 : 2020年8月13日

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