夏燕ノ道 ─ 居眠り磐音江戸双紙 14 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-14 居眠り磐音江戸双紙)
- 双葉社 (2005年9月1日発売)
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江戸の大きな両替商・今津屋の後見として、幕府の日光社参に随行することになった坂崎磐音は、単なる両替商の用心棒ではなく、やんごとなき方の警護を引き受けることになる。
徳川の将軍、田沼意次といった実在した人物たちも名を出てきて、なんとも壮大なフィクションになってきた。すごい話だ。
作者は、江戸を舞台に、夢のように格好良くて比類なきヒーローを絵空事でも描きたかったんだろうな、と思う。
痛快な時代劇、まさにそんな感じ。
磐音とおこんの関係も少し変わるような気配があり、時間が移ろっていくのがわかる。鉄壁のヒーローは、果たしてどこまでゆくのだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エンターテイメント!
- 感想投稿日 : 2020年8月13日
- 読了日 : 2020年8月13日
- 本棚登録日 : 2020年8月13日
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