驟雨ノ町 ─ 居眠り磐音江戸双紙 15 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-15 居眠り磐音江戸双紙)
- 双葉社 (2005年11月1日発売)
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立ち姿はそよ風のようでありながら凄腕の剣法の達人である浪人・坂崎磐音の物語、十五作目にあたる。
日光社参も無事終わり、江戸の日常に戻った磐音と、江戸随一の両替商・今津屋の奥向きを支える今小町おこんとの関係が急速に変化する一冊だった。
こんな風に外堀から埋まっていくものなのか、武家社会っていうのは、と現代の感覚からするとやや驚く。
いつものメンバーでの大立ち回りの道中記もあり、さらさらと安定して読める。
それにしても、ここ数冊で、酒飲みの貧乏御家人、竹村武左衛門のどうしようもなさにさらに磨きがかかった気がする。このおじさん、大丈夫かな。
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エンターテイメント!
- 感想投稿日 : 2020年8月18日
- 本棚登録日 : 2020年8月18日
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