ミャンマーの手仕事に魅せられた著者が、主に少数民族の村々を訪ね、その土地に生きる織りや刺繍の仕事を紹介した一冊だ。
著者自身が工夫して類似品をつくる方法を巻末で紹介していることからももともと手芸関係が好きなのだろう、扱われている「手仕事」は布全般に限られる。
ミャンマーの漆製品に興味があって何か情報がないかと手に取った一冊だったので、そういう意味では思惑から外れてしまったのだけれど、朴訥でありながら新しさも感じられる布たちは確かに美しく、読んでいて楽しい一冊だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
好奇心が満たされる
- 感想投稿日 : 2018年7月29日
- 読了日 : 2018年7月29日
- 本棚登録日 : 2018年7月29日
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