昭和の時代、多くは温泉地などに多く作られた大型観光ホテル。団体客を受け入れ、日本の一時代の観光を盛り上げた宿泊施設だが、「古い」「時代遅れ」のイメージが付きまとい、現在ではやや人気が下火になったような観光ホテルに泊まることを目的とした観光案内ガイドブックだ。
贅を尽くして作られた宴会場やロビーを「昭和レトロでかわいい」と切り取られると、確かに近代的で機能的なシティホテルにはない、なんともいえない風情がある。
言ってしまえば「無駄」があり、それがあそびになっているのだと思う。
個人で行くのではなくグループで楽しめる旅の提案として興味深く読んだ。
読書状況:読み終わった
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平板なかんじ
- 感想投稿日 : 2018年10月20日
- 読了日 : 2018年10月20日
- 本棚登録日 : 2018年10月20日
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