フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

  • 好学社 (1969年4月1日発売)
3.90
  • (236)
  • (169)
  • (234)
  • (24)
  • (7)
本棚登録 : 3133
感想 : 242
3

恥ずかしながら初めてのフレデリック。
読んでいてなんだかアリとキリギリスを思い出してしまったよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2023年11月4日
読了日 : 2023年11月4日
本棚登録日 : 2023年11月4日

みんなの感想をみる

コメント 16件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/02

翠さん
思いっ切り否定して潔いですよね!

翠さんのコメント
2024/02/02

猫丸さん、こんばんは(^^)
ありゃ、これはだいぶ言葉足らずの感想でしたね。
気分を害されたら失礼しました。
私アリとキリギリスのお話も嫌いじゃないんです♪
もしもキリギリスの事を理解してくれる仲間がいたら、頑張っているアリをバカにしなかったら、きっとフレデリックのような絵本になったんだろうなぁ。
って部分をがっつり端折りました!

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/05

翠さん
> 気分を害されたら失礼しました。
ありゃ此方こそ気を使わせてしまい申し訳ありません。
猫は「アリとキリギリス」は、キリギリスも自身の仕事しているじゃん。と気に入らない。それに冬も越さない筈だから酷い話だと、、、
翠さんに喧嘩を売っている訳ではありませんヨ。。。
「フレデリック」の方は、どちらかと言えばレオニの矜持を反映しているような気がします。
何方の話も仕事して稼ぐのが難しい方からは縁遠い話と最近は思っているヤヤコシイ猫でした。

例えば、自己責任で老後の資金を得るための投資とか(飛躍し過ぎ?)、、、

> 部分をがっつり端折りました!
猫も端折っ部分を追記すると、こんな感じ。。。

翠さんのコメント
2024/02/05

猫丸さん
キリギリスは越冬しないのか!と新たな事実に思わず調べてしまいました。
実はキリギリス、越冬する種類もいるそうです。
でもって草食かと思っていたらまさかの肉食寄りの雑食。
アリ食べてしまえば良かったのでは!?なんて本末転倒な論点ズレまくりな事まで考えてしまいました。。
さらには原作ではキリギリスではなく、セミだそうで。
こうなるとまた別の感想が生まれてきますよね。
私の知っているアリとキリギリスは一体なんなんだろうとと迷走しております。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/06

翠さん
> 越冬する種類もいるそうです。
そうなんだ、、、知りませんでした。
しかも雑食、虫籠の中で西瓜の皮とか食べてるイメージでしたが、それは鈴虫?

可愛く泣く虫から、ラフカディオ・ハーンの『草ひばり』を思い出している猫でした(「心」「骨董」「日本の面影」のどれに収録されていたか思い出せない。)

セミに進もうか、それともハーンにするか?悩んでいます(おいおい)

翠さんのコメント
2024/02/06

猫丸さん博識なので、ラフカディオ・ハーンの「草ひばり」調べて参りました。
小泉八雲さんの草ひばりでお間違いないですか?
小泉八雲といえば怪談のイメージでしたが、あんなに繊細なお話も書かれていたんですね。
我が身を喰らってまでも美しく鳴こうとする虫…
…なにやらやはりホラーな気配も感じます…(ホラーが大の苦手なのです)
アリとキリギリスも一度原作のセミ版を読んでみても良さそうですね。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/08

翠さん
> 一度原作のセミ版を読んでみても良さそうですね。
岩波少年文庫の「イソップのお話」(原典ギリシア語からの完全訳)では『セミとアリ』でした。
しかも蟻が後。
そう言えばディズニーの短編アニメーションも「The Grasshopper and the Ants」並び順に意味があるのかな?

> ホラーが大の苦手なのです
実は猫も、、、でも小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談は『耳なし芳一』のように怖いけど切なさの方が勝っている話が多いです。
それと不思議な話。例えば『梅津忠兵衛の話』とかは好きです。。。

翠さんのコメント
2024/02/08

猫丸さん
猫丸さん本当になんでも知ってらっしゃる!(賛辞)
確かにディズニーの英語のタイトルはセミとアリを引っ張っている可能性ありますね。

小泉八雲、会談ってだけで避けてたもので、、耳なし芳一も何となく大まかにしか知らないのですが、切ないお話なんですね。段々興味が湧いてきました。

私セミとアリ、あれから調べてみました。
基本途中までは同じなんですが、ラストが潔い!(あれ?どこかで聞いた言葉…笑)↓
「オリジナルのセミ版では「夏遊んでないで働いて蓄えておけば良かったのに」と言うアリに対して「歌うべき歌は歌い尽くした」と返し、さらに「私の亡骸を食べて生き延びればいい」と言ってセミが意地を見せるエンディングとなります。」
私アリとキリギリスより、セミ版の方が好きかもしれません。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/09

翠さん
> セミが意地を見せるエンディングとなります。
なかなか言いますね!
日本のキリギリスのヴァージョンでは、「備えるために働け!」と「困っている人には手を」のパターンがありますが、後者のは何時ごろ生まれたか(やっぱり戦後から)

未だ調べてないのですが、フランスのアニメーションではアリとキリギリスが恋仲になって、病気のキリギリスを助けるためにアリが薬を求めて旅に出るとか、、、驚くべき改変ですが教訓は付くのだろうか?

> (賛辞)
猫を褒めてはいけません。調子に乗るだけですから、、、

翠さんのコメント
2024/02/09

3匹のこぶたなんかもそうですが、「死んじゃうのは可哀想!残酷!」っていう幼児に向けた親心から生まれたんでしょうかね。
昔「猿蟹合戦」の原作に近い絵本を当時2歳の娘に読み聞かせした時にトラウマレベルに大泣きさせて反省した過去があるので、優しいバージョンも必要だなと心から思ってます。

しかしフランスの恋仲バージョン笑
なんでもありですね。
種族を超えてのインクルーシブ教育的な方向?
何の教訓もなさそうだけど、それはそれで観てみたい笑

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/13

翠さん
> 昔「猿蟹合戦」の原作に近い絵本を
それは怖いですよね、、、猫は岡本忠成が作ったアニメーションを思い浮かべてます。猿の迫力が凄かったです。
昔話って意外と仇討ちの話がありますよね。

> しかしフランスの恋仲バージョン笑
タイトルと監督くらいは調べるつもりです。暫くお待ちください、、、

翠さんのコメント
2024/02/13

猫丸さん
岡本忠成さんのさるかに合戦調べたらXに短い動画を発見したので観てきました。
猿…顔がまず怖いですね…蟹の潰れ方もリアルで…昔話の残酷さ加減がしっかりと表に出ていて…子どもが観る用のアニメーションだったんでしょうか?
なかなかに怖かったです…

フランス版、のんびり待ってます(^^)

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/15

翠さん
> Xに短い動画を発見したので
あるんだ、PRか何かかな?

> 子どもが観る用のアニメーション
岡本忠成は、"NHKみんなのうた"にも可愛い映像作品があり、殆どが子ども向けだと思います。例外?は「人間いじめシリーズ」(桂朝丸のテンポ良い語りの創作落語アニメ)や、貯蓄増強中央委員会のPR映画(原作は大川悦生の民話「ふたりがかけた橋」)「虹に向かって」(主人公の気落ちしたところの表現に観ている側も凄く心重くなる。でもハッピーエンドです。)くらいかなぁ?

> のんびり待ってます(^^)
にゃ~

翠さんのコメント
2024/02/15

猫丸さん
Xのさるかに合戦もう一度と思って観てみたら、削除されたのか見つけられませんでした。。残念。
他にも色々調べてみたら、トラウマ級だという人の多いメトロポリタン美術館も岡本忠成さんの作品だったんですね!
私あの歌結構好きで子どもの頃よく観てましたけどねぇ。
猫丸さんの教えてくださった例外は怖そうなので調べないことにしておきますね…(-_-;)

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2024/02/19

翠さん
> トラウマ級だという人の多い
そんな風に言われているとは知りませんでした。
E.L.カニグズバーグの名作「クローディアの秘密」(岩波書店)が元ネタ。あの話を1本の映像作品にするのは難しいかな?(アメリカではTVドラマになっているようですが)

> 例外は怖そうなので
あー
子ども向けとは言えないだけです
"人間いじめ"シリーズは落語が元で駄目大人を懲らしめる小品です。
「虹に向かっては」辛いシーンについて書きましたが、ウルウルしながら観るコトになる筈です。

及川恒平(六文銭のフォークシンガー)が作中で歌う「機織り歌」は民謡風でジーンとなります。
歌詞の一部を
『泣いて心が晴れますならぁば、おらぁも おらぁも 泣きたいことがある』
『糸はぁ千本切れても繋ぐ、切れたぁ切れたぁ情けは繋がれぬぅ』

翠さんのコメント
2024/02/20

猫丸さん
「虹に向かって」観てみたかったです。
過去に特別上映されていたんですね。
予告編だけ観ましたが、結構愛嬌があって可愛いんですね。

クローディアの秘密は面白そうなので図書館で探して読んでみようと思います(^^)

ツイートする