神様のボート (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年6月28日発売)
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本棚登録 : 14483
感想 : 1432
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淡々と進む母子の生活が、愛の中で生き続ける母の視点とその娘の視点で描かれている。作者も作品のなかで一番”狂気”なストーリーだといっていたけれど、かつての愛の幻想の中で生き続ける母はボーダーラインな人かも。なぜかベトナムのフーコック島で夕焼けをみながらのラストーシーンを読んでたので、最後の再会は盛り上がってしまった。愛に生きるってこうゆうことなのか、ある意味贅沢な人生だと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(日本)
感想投稿日 : 2012年1月12日
読了日 : 2012年1月12日
本棚登録日 : 2012年1月12日

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