淡々と進む母子の生活が、愛の中で生き続ける母の視点とその娘の視点で描かれている。作者も作品のなかで一番”狂気”なストーリーだといっていたけれど、かつての愛の幻想の中で生き続ける母はボーダーラインな人かも。なぜかベトナムのフーコック島で夕焼けをみながらのラストーシーンを読んでたので、最後の再会は盛り上がってしまった。愛に生きるってこうゆうことなのか、ある意味贅沢な人生だと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2012年1月12日
- 読了日 : 2012年1月12日
- 本棚登録日 : 2012年1月12日
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