芥川賞を受賞した又吉さんのデビュー作。
映画化もされて話題になっていたので、
気になり手に取りました。
芥川賞の作品って、
作家独特の世界観が色濃くて、いまいち内容を噛み砕けずいつも消化不良になってしまって、
内容が強く印象に残る等もなく読み終わることが多かったけれど、
又吉さんの作風はすごく読みやすい!
火花のように一瞬の輝きを求めて
自分の人生をかける姿はどの職業でも素敵です。
夢を追うとは、
努力以外にも才能や運、天性の愛され力が必要であること、
自分の持っている武器だけでは勝てないこと、
虚しい時期や将来への不安等、そういった恐怖とも戦う覚悟が必要だと思いました。
読みやすい純文学だと思うので、
ぜひ手に取ってみてほしい!
他の作品も読んでみたくなりました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月25日
- 読了日 : 2023年9月25日
- 本棚登録日 : 2023年9月20日
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