唯一の身内である母を亡くしたアキコが、
母の食堂を改装し、自分のお店を再オープンした。
スタッフのしまちゃん、ネコのたろちゃん、
料理学校時代の恩師、食べにきてくれるお客さん達との日常を淡々と描いている小説です。
淡々と描いていますが、
どのシーンも淡く温かい雰囲気が漂っています。
アキコは意識してないのかもしれないけれど、
日々のちょっとした出来事に、微笑んで丁寧な暮らしをしているのが感じ取れました。
最後まで温かい気持ちで読んでいられた本です。
自分の生活も丁寧に生きていきたいな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月2日
- 読了日 : 2024年3月2日
- 本棚登録日 : 2024年2月27日
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