最近の松岡氏の作品は、近代史もの・史実に基づく話になり
『黄砂の籠城』は読むのはかなりつらく
『生きている理由』は冒頭でやめてしまいました。
そもそも歴史小説は苦手なので、松岡氏の作品でなければ見向きもしてないはず。
本作はタイトルからして、ヤバそうだし…としばらく躊躇してましたが
読み始めたら一気読みに近かったです。
ヒトラーに円谷英二、原節子、と有名どころの方が登場します。
円谷英二の下で特撮技術を学んだ柴田は、タイタニック号沈没のシーンを撮るためにドイツに呼ばれ
…どこまで史実で、どこからフィクションなのかわかりませんが…
この戦争で、ドイツ、日本、長崎がどうなるかわかっているだけに
「それはヤバいヤバい」と思いながら読みました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年6月6日
- 読了日 : 2018年6月2日
- 本棚登録日 : 2018年6月2日
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