ヒトラーの試写室 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年12月21日発売)
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本棚登録 : 481
感想 : 55
5

最近の松岡氏の作品は、近代史もの・史実に基づく話になり
『黄砂の籠城』は読むのはかなりつらく
『生きている理由』は冒頭でやめてしまいました。
そもそも歴史小説は苦手なので、松岡氏の作品でなければ見向きもしてないはず。

本作はタイトルからして、ヤバそうだし…としばらく躊躇してましたが
読み始めたら一気読みに近かったです。
ヒトラーに円谷英二、原節子、と有名どころの方が登場します。
円谷英二の下で特撮技術を学んだ柴田は、タイタニック号沈没のシーンを撮るためにドイツに呼ばれ
…どこまで史実で、どこからフィクションなのかわかりませんが…
この戦争で、ドイツ、日本、長崎がどうなるかわかっているだけに
「それはヤバいヤバい」と思いながら読みました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年6月6日
読了日 : 2018年6月2日
本棚登録日 : 2018年6月2日

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