犬のいる暮し 増補版 (文春文庫 な 21-8)

著者 :
  • 文藝春秋 (2002年1月1日発売)
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本棚登録 : 62
感想 : 9

この立派なお顔の柴犬さんの表紙に連れて読む事に。

犬を軸にした感動エッセイ…というのが、どうもむず痒くて読めない私には、この本はうってつけでした。
犬の感動話ではなく、筆者が犬と暮らすようになって感じた社会の変化、犬との生活をすること、それを愛する事によってどう変化したかなどが記されている。

犬を通して、筆者が今現代の社会について感じたこと(高齢化社会・長寿・核家族
など…)については、頷かざるをえない。


その中に書かれていた、始めて飼う犬の死は衝撃的だということを、私はこれからきちんと心に留めて、今飼っている犬と一緒に過ごしていこうと思う。

犬を飼っている人に是非薦めたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年6月8日
読了日 : 2010年6月8日
本棚登録日 : 2010年6月8日

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