「認められたい」の正体 承認不安の時代 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2011年3月18日発売)
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感想 : 90
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他者に対しての驚くほどの無関心が、無差別殺傷事件を引き起こす起因になっているという。
他者との関わりを絶った孤独な人間は、他者の内面を想像したり、共感を抱くことが難しくなっているようだ。
極端に言えば、この世にいなくても構わない存在といったとこなのだろう。
共感や憐憫も、怨恨さえも生じない存在とは、なんと虚しいのだろうか。
自己への承認を渇望する人々が増えているのは、現代社会が、コミュニケーション重視になっていることが関係しているようだ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: ま行
感想投稿日 : 2011年8月10日
本棚登録日 : 2011年8月9日

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