他者に対しての驚くほどの無関心が、無差別殺傷事件を引き起こす起因になっているという。
他者との関わりを絶った孤独な人間は、他者の内面を想像したり、共感を抱くことが難しくなっているようだ。
極端に言えば、この世にいなくても構わない存在といったとこなのだろう。
共感や憐憫も、怨恨さえも生じない存在とは、なんと虚しいのだろうか。
自己への承認を渇望する人々が増えているのは、現代社会が、コミュニケーション重視になっていることが関係しているようだ。
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ま行
- 感想投稿日 : 2011年8月10日
- 本棚登録日 : 2011年8月9日
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