特段大きな問題もなく育った私からすると「無償の愛」はあって当然だし、言い争いをしても両親は切り離せない存在で、最終的に嫌いになることも嫌われることもないと思っている。
また、絶縁のような状態になる家族にはそれ相応の理由があると思っていた。
でもこの本を読んで、子どものため、以外の理由で愛を注ぐ母や、好きなのに好かれない子どもをそれぞれの視点で追い、複雑な気持ちになった。
同じ出来事でも全く違う捉え方をする母娘を見て、想いを伝える最適な手段ってなんだろうと考えてしまった。もしかしたらそれが「無償の愛」なのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月10日
- 読了日 : 2024年4月7日
- 本棚登録日 : 2023年7月9日
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