初めて国全体にわたり安楽死を容認したオランダが、その決断に至るまでの末期患者の医師による自殺幇助裁判などをジャーナリストとして淡々と負いながら、なぜオランダでこのような法律が成立したのか、なぜ日本では無理なのかを考察したレポート。
解釈や批評はあまりはさまず事実関係を忠実に追っているので、この問題について考えるのに、格好の資料になっている。傍においておきたい小著。
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2011年9月21日
- 読了日 : 2011年9月21日
- 本棚登録日 : 2011年9月21日
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