テレビの大罪 (新潮新書 378)

著者 :
  • 新潮社 (2010年8月12日発売)
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本棚登録 : 660
感想 : 98
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本書では、テレビを筆頭としたマスコミ報道が以下に犯罪的かという点について、精神科医の和田秀樹氏が大きく8つの論点に分けて説明しています

今でこそ「テレビはつまらない」「テレビの言うことは信用できない」と言った不信感も漂っていますが、本書は2010年と比較的早い段階での著作であり、著者の着眼点について驚くばかりである
ただ、そのせいもあってか話が網羅的となっていて深いツッコミが不足している感があるのは残念である。
また、小見出しとその内容が一致しない部分なども散見されたり、論点がうまくまとまっていなかったりと、内容はいいだけに非常にもったいないと感じた

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2021年1月24日
読了日 : 2017年12月6日
本棚登録日 : 2014年4月5日

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