インターネットの発達・普及に伴いインターネットを利用した犯罪やテロなどが増加していることから、最近そんな犯罪やテロに関係する本をよく読んでいる
その流れで、本書のチラシ等に「インテリジェンスの標的が企業や個人に変わってきた、日本は、個人は、どう対応すべきか?」とセキュリティ対策のようなものになっていたことから、本書を読んだのだが、タイトルどおり本当にサイバーインテリジェンスに特化した内容で、正直拍子抜けでした
著者は自衛隊のサイバー戦部隊の隊長等を歴任し、現在セキュリティ会社ラックの研究所長として日々インターネット空間における情報戦などの動向に注目しているようだ
そして著者は、
・サイバー攻撃は抑止が困難
・費用削減はセキュリティ予算の削減から行われる
・未知のウイルスは検出不可能
と考えられることから、情報収集・分析が大事であり、日本としては、サイバーインテリジェンスを重視すべきだ、という結論に至る
正直いうと、ただそれだけ、という感じの本
チラシにあるような個人としてインテリジェンスにどう対応すべきかという論点はあまり感じられませんでした
読書状況 読書時間90分、ページ数207ページ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2023年8月29日
- 読了日 : 2015年10月1日
- 本棚登録日 : 2015年8月31日
みんなの感想をみる