悪運、君のことは忘れない
二枚目カメラマンが披露する最後の種明かしとは ー
前2作と比べると若干見劣りするものの、コミカルなやり取りで楽しませてくれます。ベストは「赤島砂上」でしょうか。何が論点なのかすら不明なまま終盤を迎えますが、亜の指摘によってはっと気付かされるのが可笑しかったです。次点は「火事酒屋」。真相そのもの以上に、伏線の張り方に思わず唸りました。
誰もが気になっていたであろう、あの謎の人物の正体も明らかに。まさに華麗なるフィナーレ。亜愛一郎シリーズ・最終巻。
読書状況:読み終わった
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泡坂妻夫
- 感想投稿日 : 2016年7月31日
- 読了日 : 2016年7月
- 本棚登録日 : 2016年7月27日
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