いよいよ、最終巻。
一気に時間が経過して……キキととんぼさんに双子の子ども、ニニとトトに視点が移り変わります。
私としては、魔女に憧れを抱いていても、男の子だからと言われてしまうトトが、切なかったな。
反面、ニニは覚悟さえあれば、魔女になれる。
そして、キキはニニが魔女になってくれることを密かに望んでいる。
そんなシーンを目の当たりにしながら、トトが自分の生き方を見つけ出していこうとするのが、格好いい。
同じく、道筋通りに行かなかったケケが久々に登場して、手紙でトトに寄り添う構図も良かったなぁ。
親の跡を継いでいく生き方と、自分で新たなことを開拓していく生き方。
今では、それぞれに魅力を感じる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020年
- 感想投稿日 : 2020年5月30日
- 読了日 : 2020年5月30日
- 本棚登録日 : 2020年5月30日
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